事例 オンラインサイトの海外展開について(2022.3.15)

【ご相談内容】

現在、国内外からインテリアを集めてオンライン販売をしています。時々、東南アジアの方からの問合せがあったり、実際に注文をいただいたりします。オンラインショップのノウハウはあるので、東南アジアを中心に海外に市場を広げたいと思っていますが、何から始めたらいいかわからないので教えてください。


【ご回答】

 

 

 東南アジアをひとまとめに考えるのは、無理があります。各国ごとに状況が異なります。まずは、ターゲットとする国で使われているECサイトを、確認してください。いずれにしても、まず大切なのは、現地語でECサイトページを作成することです。日本でオンラインで買い物をするとき、英語のサイトで商品を探す人は少ないと思います。同様に、各国ごとに各国の言葉で商品の説明や購入時の条件を説明する必要があります。また問合せや注文への対応もしなければいけないので、現地語と日本語両方できる人が必要になります。できればECサイトの自社ページだけでなく、自社HPも現地語訳をすることが望ましいです。この言葉の壁が一番難しいところであり、避けて通れないハードルです。このハードルは意外と高いので、東南アジアという考え方は止めて、ターゲットを一国に絞り、構築できたら次のターゲットとじっくり作り上げていくことをお勧めします。

決済は、当然、クレジット決済、PayPalの導入も良いと思います。キャッシュレスの進展は越境ECの環境を飛躍的に変えました。配送は、DHL、FedEx、UPS,EMSなどを使えば簡単です。しかし、どれも基本的には国際宅配便ですので大きなものは送れないし、毛皮等を使ったものなどは送れないことがあるので注意が必要です。海外向け取扱商品は、配送の可否まで考慮して決める必要があります。

この質問について詳細を知りたい方はこちらへどうぞ!浜松市の企業様なら相談は無料です。