事例 マレーシアでの会社設立の手順について (2025.10.20)

マレーシアでの会社設立の手順について、教えてください。

 


【ご回答】

 マレーシア現地法人設立の主な手続きは以下の流れになります。

  1. 会社名の許可申請(ネームサーチ)
    SSM(マレーシア会社委員会)のオンラインシステムで希望企業名を申請し、類似や不適切でないかを審査。通常1営業日程度で結果が出るようです。
  2. 設立登記申請(スーパー・フォームの提出)
    会社情報(資本構成、役員リストなど)をオンライン入力し、申請書類(取締役宣誓書、パスポートコピーなど)を添付が必要です。登録料は約1,000リンギットで、3営業日前後で登記完了通知が発行されるようです。
  3. 会社秘書役の任命
    専門資格を持った会社秘書役を1名以上任命する必要があります。これがマレーシア独特の制度となっています。
  4. 最初の取締役会開催(登記後1ヶ月以内)
    社印の認定、株式発行、取締役や秘書役の任命、会計監査人の任命など重要事項を決定。
  5. 銀行口座の開設、税務登録、労務・社会保険登録、ビザ申請

 

※オフィス住所として会社秘書役の事務所住所を用いる例も多いようです。

 オンラインシステムを使用することが一般的で、較的短期間で法人設立が可能ですが、専門家やコンサルタントの利用される方がほとんどです。

 

 

この質問について詳細を知りたい方はこちらへどうぞ!浜松市の企業様なら相談は無料です。